京都遺失物拾得日記 | sassan2000 diary

京都遺失物拾得日記

先日久し振りに京都に行った。
neutronで個展開催中の鈴木君とご飯食べながら色々話をした。
彼はおもしろい。
僕の方が6つ上なのに、気付いたら色々相談にのってもらってた。

あと、気になっていたギャラリー16の石田さんの個展を見に行った。
こちらはおもしろかったけど、ちょっと期待しすぎたかな。
それよりも移転後の新しい箱と、おばさま方の相変わらずの激烈トークの方が印象的だった。

その後平日の人気の無い京都をフラフラ歩いた。
時間に満ちたしっとりと妖しい空気がとても心地よかった。
大好きなリンチのアイズワイドシャットの一場面、雨上がりの夜、人気の無い街角でトムが謎の黒服の男につけられている、妖しくて美しくて不穏でユーモラスなシーンとリンクした。

帰って制作中の作品を見ると、もんもんとして見えなかった部分がバッと見えた。
気付けば周りで色々なことが動き出している。
ラスト10日、この空気が流れるように描きあげようと思う。